すでに多くの方に認知されている『お粥・おかゆダイエット』について、
成功体験や失敗体験など多くの声が上がっていますが、実践すると必ずみなさん一度は体重が落ちているようです。
失敗のほとんどはそのあとのリバウンドによるもので、せっかく痩せた体形を維持できないのでは努力が無駄になってしまいます。
今回は、『おかゆダイエット』をする際にリバウンドをしないために出来ることを紹介します。
この記事の目次
「おかゆダイエットの後リバウンドしてしまった」体験者の声を紹介
上記のようにSNSでも多くおかゆダイエットでダイエットに成功した後にリバウンドをした声が寄せられてます。
やはり一度痩せて体重を維持することにみなさん苦労をされているようですね。
おかゆダイエットはなぜリバウンドしやすいのか！原因は・・？
よくあるダイエットのリバウンド原因について
「ダイエット」特有の理由
・ダイエット期間の過度な食事制限
・食事制限のみで運動を行わない
・達成感からくる食事制限の極端な解放
「おかゆダイエット」特有の理由
・体内の水分量の変化によって痩せた・リバウンドしたと勘違い
・短期間での体重の大幅な減量
・ダイエット期間の短さ
・ご飯に戻した時のおいしさの再確認
上記を順番に解説します。
ダイエット期間の過度な食事制限
ダイエット期間に極端な食事制限を行うと例外なくリバウンドをしてしまいます。
これには諸説ありますが、単純に長期的に極端な食事制限を継続できないからです。
食事制限ダイエットを行う場合ダイエット完了後もこれまでの摂取量と比較すると少量でも摂取量を減らす必要があります。
それは摂取カロリーが消費カロリーを下回っている状態を維持しなくてはいけないからです。
日常的に少しでも消費カロリーが摂取カロリーを上回っていれば、太ることはないのです。
ダイエット期間は痩せる期間ではなく、痩せるための土台を作る期間だと考え、最適な摂取カロリーでお腹が満足できるように、
体の感覚を慣らす期間だと考えましょう。
食事制限のみで運動を行わない
ダイエット中に運動をしないと筋肉が縮小してしまい、数字上は体重が落ちてダイエットに成功したように感じてしまいます。
ところがダイエット期間中に運動をしないと基礎代謝が下がってしまいます。
実は運動をしないことによるカロリー消費量の低下よりも、この基礎代謝が下がってしまうことが最もリバウンドの原因になりやすく、
1日に消費されるカロリーの約60-70%がこの基礎代謝によるものだと言われています。
運動は全体の20%程度といわれているので、基礎代謝が下がることは痩せにくい体になるということです。
「おかゆダイエット」特有の理由
体内の水分量の変化
炭水化物を減らすとすぐに体重が落ちる理由の一つがこちらです。
炭水化物に含まれる複合糖質には水分が一定量存在しており、その水分は消化に時間がかるので、
常に一定量体内に残った状態が続きます。
しかしその炭水化物を減らすことで体内に残っている水分量が単純に減るので、
ダイエットの初期時には体重が大きく落ちるのです。
炭水化物の量を戻すと単純にその水分が元に戻るので体重が増加し、リバウンドしてしまったと勘違いされる方が多いです。
・短期間での体重の大幅な減量
・ダイエット期間の短さ
「ダイエット期間の過度な食事制限」で説明したように、
痩せるための土台を作る期間が大事なので、その期間が短ければ食事感覚が戻ってしまう確率も高くなります。
なるべく本人が食欲をコントロールできたと思うまでは、隔週でも良いのでおかゆダイエットを継続した方が良いです。
ご飯に戻した時の美味しさの再確認
おかゆダイエットを続けているとふと白米を食べる機会に遭遇すると、
その美味しさに箸が止まらなくなるようです。
食べても良いので必ず量を通常時の1/2 – 3/4 程度に摂取量を抑えるようにしましょう。
まとめ
体重をすぐに落とすことばかりを考えず、
ダイエットが終わった後の生活もイメージして「おかゆダイエット」に取り組みましょう。
以下のことを守って実践するとリバウンドするリスクを抑えられますので、
是非みなさんも実践してみましょう◎
・食事量は継続して続けられる量に決め、「おかゆダイエット」を辞めても炭水化物の摂取量は増やさない
・短期ではなく体が慣れるまで続ける
・体重を落とすためではなく筋肉を維持するための適度な運動を行う
それでは♩
